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12月7日 芸術鑑賞会
12月7日、川西文化会館コスモスホールで芸術鑑賞会を開催しました。この日は世界KAMISHIBAIの日であり、その日に合わせて、桜井市在住の元小学校教員で、紙芝居を通じて、県内各地の子どもたちに感動を届けておられる絵語りすとの畑中廣之先生をお招きして、紙芝居公演を行っていただいました。その模様をご紹介いたします。
紙芝居~目と耳で心に訴え~
人を見つめる優しい目
その目はその人の心が見えているでしょうか
あなたの耳は人の言葉を受け止めているでしょうか
自作の紙芝居を演じられた畑中廣之先生は広いホールの生徒のつぶやきまで拾ってもらっていたように思います。私は畑中先生の横で映像を送りながら、先生の語りに引き込まれていました。会場のみなさんの様子が気になって見ていましたが、お話に聴き入っている時間や場面がたくさんあったことをたいへんうれしく思います。
「あのときのノート」では「絶対に負けるな!」という先生の励ましのコメントを読み上げられたとき涙があふれてきました。「保護猫とんぺい物語」では、畑中さん家のとんぺいに会いたい、そして、とんぺいをなでて、いのちというものはぬくいんだ、人の気持ちもぬくいんだということを確かめたいという心境になりました。
「二月堂良弁杉伝説」では、良弁さんと我が子との再会を待ちわびる母の姿を、北朝鮮による拉致被害者とそのご家族の思いと重ね合わせる自分がいました。何十年、娘の帰国・再会をまちわびているご家族の思いを想像しています。東大寺の良弁僧正1250年ご遠忌の年に、この紙芝居を見せていただけたことをたいへん光栄に思います。
「35年目のラブレター」も感動的な作品でした。西畑保さんの、悲しいけれどもその中に明るさを感じる人生物語を伝えていただけて、本当に勉強になりました。字を読んだり書いたりできるようになることって、人生の希望であり、光になるんだということを強く感じました。
ここで、当日観覧いただいたALTのジョナサン・ブローマン先生からのメッセージを紹介します。
On December 7th, Shikige Junior High School’s students and teachers went to CosmosHall in Kawanishi. We watched a special performance called ‘kamishibai’, which means “paper play” in English. “Paper plays” area form of Japanese street theatre that were popular from the 1930s to the 1950s. During yesterday’sperformance, the narrator told four different stories. The stories were very entertaining because the narrator was skilled at voice inflection. Also, he had good comedic timing. During the intermission, the English Club performed two stories in English. All students spoke confidently and fluently. In addition, the illustrations on the picture boards were very good. I enjoyed the performances and I am very grateful that Shikige invited me to the event.