9月15日 エル・プロジェクト講演会
9月15日(木)、エル・プロジェクト講演会として、小説『あん』の作者ドリアン助川さんをお招きし、お話をしていただきました。感染症対策、熱中症対策のため、集会室を拠点としてのライブ映像配信となりましたが、生徒のみなさんは各学級教室で熱心に耳を傾けていました。
7月に全校生徒が映画『あん』を鑑賞し、本日の講演会を迎えました。「それでも生きる意味はある〜小説『あん』でハンセン病回復者の人生を描いた意味〜」と題して、この作品を長い歳月をかけて世に送り出していただいた経緯を、ドリアンさんの半生を振り返りながらお話をしていただきました。主人公徳江さんの生き方やものの見方考え方にはドリアンさんの人生が反映されています。主演の樹木希林さんをはじめ、ドリアンさんの出会われた方々のことを私たちも身近に感じることができるようにお話をしてくださって、生徒のみなさんにもドリアンさんからのメッセージが心にしみこんだのではではないかと思っています。
1年前から思い描いていた講演会が実現できたこと、たいへんうれしく思います。「ここからが始まり」という気持ちで、さらに学びを進めていきたいと思います。
横浜からかけつけ、熱いメッセージを届けていただいたドリアン助川さんに改めて感謝申し上げます。